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ボナペティ!

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 01 09th, 2010   Yowako  

よわこ068
今日も、わたしはよわこです。
お正月は、家族3人で映画に行きました。
父と母の好きなノーラ・エフロン監督の、『ジュリー&ジュリア』。1949年のパリと2002年のニューヨーク、時空の違う2人の女の人が、お料理をすることによって繋がり、それぞれの夢をかなえていくお話です。
ジュリアは大きな女の人。外交官の奥様なのに男ばっかりのコルドン・ブルーに入学して、有名な料理研究家なった人。ジュリーは小さな女の人。ジュリアの大ファンで、彼女のレシピを1年で500以上再現する、お料理ブログに挑戦します。
2人の共通点は、食べることが大好きなことと、優しい夫がいること。困ったときはどんなにワガママ言っても、ダンナさんが助けてくれます。いったいどうしたら、あんなに優しい男の人とケッコンできるのかしら…。特にジュリアの時代は、女の人が自由じゃなかったみたい。なのに、女の人が自由にふるまうことを止めたり意地悪するのは、男の人よりむしろ女の人のほうだったのが、興味深かったです。
映画の中に、フランス料理を作って食べるシーンが、ふんだんに出てきました。ブリーチーズ、舌平目のムニエル、ロブスター、茹でたアーティチョークにバター、サーモンのポワレ、子牛の赤ワイン煮込み(ブフ・ブルギニヨン)、鴨の骨抜きハーブ詰めロースト、ラズベリーババロア、チョコレートクリームパイ…うう、わたしもクリーム舐めたい…。母がイラストを書いた映画『ねこのひげ』も、食べるシーンがいっぱい出てきて、お蕎麦や日本酒を飲んでみたくなったけど、こちらはスクリーンから白い湯気とリッチなバターの匂いが流れてくるようです。
映画のあと母は、「お腹へった!なんか食べたい!…でも困ったわ、何を食べたらいいの?ごちそう見たあとにお好み焼きやラーメンはイヤだわ!」すると父が、「急に料理が作りたくなった。帰ろう。」と言うので、うちに帰って食べることにしました。お料理の映画を観たあとで、『食べたくなる母』と、『作りたくなる父』の違いは、どこからくるのだろう…。わたしはというと、「一度でいいから、本物のフランス料理が食べてみたい!」と思いました。ほんとうは「今すぐ恵比寿のロブションにつれてって!」と言いたかったですが、とても高そうだからやめました。
父が作った料理のメニューは、冷蔵庫に残っていた生ハムとリーフ・レタスとプチ・トマトのサラダ、サーモンとアボカドと生クリームのスパゲッティ。 「ボナペティ(さあ、召し上がれ)!」 わーい、おいしい!フランス料理じゃなくても、おいしいものを食べると、みんな幸せな顔になります。…そうか、映画の夫たちがあんなに優しかったのは、彼女たちが毎日おいしいごちそうを作ってあげたからなのね!わたしもお料理が上手になれば、どんなにワガママ言っても助けてくれる優しい人とケッコンできるかもしれない! …と思ったら、料理がヘタなうえにワガママな母が言いました。 「あーおいしかった!食べることが大好きなのと優しい夫がいるのは、あたしもおんなじね。♪ うふふー。」 
…ごちそうさまでした。やれやれ!

067
新年の抱負を書きます。
父は、「去年は仕事に明け暮れて過ぎた。今年もきっと仕事に明け暮れるであろう。」
母は、「去年は最高に幸せな半世紀バースディを迎えられた。今年も最高に幸せな半世紀+1バースディを迎えたい。」
わたしは、去年もよわこでした。今年もきっとよわこです。
今年も、よわこドットコムをよろしくお願いします!

みなさま、よい年でありますように。

不可解な現象

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 12 21st, 2009   Yowako  

よわこの日記66
今日も、わたしはよわこです。
外に出たら、木枯らしがぴゅーっと吹いてきました。「うー寒い寒い!」するとお隣のハタヤマさんちのおばさんが、「暑い暑い!」と言って駆けてきました。「こんなに寒いのにどうして?!」「うふふ。よわこちゃんも、大人になればわかるわ。」 聞くと、ハタヤマさんちのおばさんは、コウネンキショウガイなのだそうです。女の人はコウネンキになると、突然体がほてって、暑くなることがあるんだって。人によっては頭痛がしたり、血圧が上がったり、体の異常がおきてタイヘンみたいです。知らなかった…そういえばうちの母も、「腰が痛い」ってよく言ってるけど、もしかしてコウネンキショウガイかも。
「痛い痛い!」今度は、お向かいのカミヤマダさんちのおばあちゃんが、立ち止まって腰をたたいています。「おばあちゃんも、コウネンキ?」するとおばあちゃんは首を振って、「いーや。地磁気のせいだよ。」と言いました。「?…チジキ?」「太陽のフレア活動が活発になると、腰が痛くなるのよ。」「???」「年をとると宇宙の変化に敏感になるからね。よわこちゃんも、年をとればわかるわよ。」カミヤマダさんちのおばあちゃんは、毎日かかさず宇宙天気予報を見ているそうです。「膝のあたりもなんとなく疼いてきたね。今夜あたり、アラスカではオーロラが見られるかもしれないよ。じゃあね。」杖をつきながら、歩いて行ってしまいました。
やれやれ、大人になると、不可解な現象がいっぱい起こるらしいです。

らいじょうぶ

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 12 09th, 2009   Yowako  

よわこの日記65
今日も、わたしはよわこです。
12月になると、ヨッパライ星人がうようよ。夜の渋谷は並木の電飾がピカピカきれいだけど、ビルの影、駅のホーム、電車の中、今日もどこかにヨッパライ星人が…。
ときにはしゃがんでいたり眠っていたり、倒れています。近づくと、ほえたり、泣いたり、暴れるので危険です!ヨッパライ星人の足は弾力性があるので、もつれながら歩きます。武器はアルコール火炎、さらに強くなるとエイリアン、またはゴジラと戦ったバイオ怪獣ビオランテのように、強酸性のゲロンパ体液を吐き出します。
異星人の監視を行う秘密組織MIB(メン・イン・ブラック)によると、ヨッパライ星人はヨッパライ語をしゃべるので、すぐ正体がバレます。
ヨッパライ語の特徴:
1. 同じ話をリピートする。
2. 人の話を聞かない。
3. ダ行がラ行に変換される。
うちの母も、しょっちゅうヨッパライ星人になります。母:「ねー聞いて、聞いて、聞いて、聞いて!聞いてったら~!」私:「…おとうさん。おかあさんが大声でさわいで、テストの勉強できないよ。」父:「さっきからおんなじこと言ってんの。聞かなくていいからイヤホンしてなさい。」 父はヘッドホンをして、お仕事してます。「聞いて、聞いて~!」 自分のことばかりひとりでしゃべって、母はグーグー寝てしまいました。母はヨッパライ星人になると、なんだか幸せそう。でも、父のご機嫌は悪くなるので、わたしはハラハラします。お酒が原因でリコンしたらどうしよう…。
次の朝、「今日は飲み過ぎないでね。酔っぱらって大声だすのは、見ていて恥ずかしいからやめてくださいね。」「ハイ。…頭イタイ。ごめんなさい。もうしません。」 父に言われて、母はめずらしくしんみょうです。が、夜になると…。
「たらいま~!よわこ~、帰ったわよ~!」「おかあさんたら、またそんなに飲んできて…だいじょうぶなの?」「らいじょぶ、らいじょぶ、酔ってなんかないよーら。」「うそばっかし。お酒クサーイ!おとうさんに怒られてもしらないから。」「♪らいじょーぶ!らいじょーぶらったらー!」 見ると、母が庭の柿の木に登って叫んでいます。「らいじょーぶらよー!おつきさまーー、よわこもー、おとうさんもー、みーんな、らーーーいすき!きゃっ、きゃっ、きゃー」
ちっともだいじょうぶじゃないみたい。だれかとめてください。やれやれ!

星に願いを

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 10 24th, 2009   Yowako  

よわこの日記064
今日も、わたしはよわこです。
同級生のうらこちゃんが、ゆうべ家でオリオン座流星群を見たそうです。20分くらいの間に6個も見えたんだって! 「白いリボンみたいに、流れてゆくの。うつくしかったわ!まる宇宙とつながった気分。」 …すてき!わたしも宇宙とつながってみようっと。
午前0時。コーヒーのポットとクッキーの缶を持って、ベランダに行きました。東京の夜空は、なんて明るいの。コーヒーの湯気の向こうは、赤黒い空ばかり。あ!…頭の上を、何か飛んでいきました。流れ星じゃなくて、ハトです。あーびっくり。ずいぶん夜ふかしなハトね!
「流れ星、出るかな~。」 だんだん目が慣れて、星がぶつぶつ見えてきました。シリウスが見えます。赤い火星も見えます。オリオン座のみつぼしや、おうし座のスバルも見えました。風にちらちらまたたいて、星たちがおしゃべりしているみたい。「ばっかみたーい。流れ星じゃなくたって、星はあるのにねー。」 「そーよ、そーよ!」「あたしたち、こうして毎晩光ってるのにねー!」 …げげ!ほんとにしゃべってる…。「こないだの日食すごかったわねー。テレビ見た?」「衛星放送ね。うちは電波届かないの。」「こんどはオリオン座流星群ですって?」「あんなの、たった3000年前にハレー彗星が吐き出したチリよ。彗星のうんこみたいなものよ!」 …う、うんこ。宇宙とのつながりが…。
うんこじゃなくて、流れ星はちっとも出ません。だんだん首が痛くなってきたわたしは、『困ったときは、シリウスに向かって助けを呼べ』というトンボの言葉を思い出しました。「シリウスさん、流れ星を見せて!」「いいよ。」「わーい!」 …ところが、待ってもいっこうに飛んできません。 「あのー、流れ星は?」「出るよ。17年後。」「え…」シリウスは8.6光年だから、願いごとがかなうまで往復(8.6年×2) かかるとのことです。…ちぇ。
「流れ星、出ないな~。」 いつのまにか父も見にきていました。母もいました。クアチもいました。「寒くなってきたね。」父がくしゃみをしたとき、あ!オリオン座付近で、白いものがぱっと光って消えました。「見えた…」「今の流れ星?」「ちっとも流れなかったわ。」「ニャア~(つまんない)」 …がっかりするくらい、あっけない流れ星でした。あとで調べたら、見る方向が違ってたみたい。放射点に近いと、こちらに向かって落ちてくるから、うんと短く見えるんだそうです。「…白い鼻毛だな。」 父がぽつりと言いました。オリオンのはなげ…うう、宇宙とのつながりが…。
クッキーの缶がカラになるまで空を眺めつづけて、見えたのはたった1個。一瞬だけど、3000年前の星のかけらです。次の日は、首のうしろが痛くて整骨院に行きました。やれやれ!

トンボ星人

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 10 06th, 2009   Yowako  

よわこの日記063
今日も、わたしはよわこです。
秋晴れです。押入れからフトンをひっぱり出して、干そうとして2階の窓をあけたら、 あ。 … 赤トンボ!目の前の手すりにとまっています。どこから飛んできたんだろう。「あの… おフトン干したいんだけど… 」 言っても動きません。羽を下にさげて、じーっとしています。 「どかないと…… クアチに食べられちゃうから!」 脅かしたけれど、動きません。首をちょっとかしげて、こちらを見ています。しかたないから、飛んでいくまで待つことにしました。
トンボを見るのはひさしぶりです。トンボの背中って猫背なのね。ときどき首だけ動かすしぐさが、ロボットみたい。よく見るとかわいい!トンボの目は270°の視界だって聞いたことあるけど、何を見ているんだろう… 。 いっこうに飛んでいく気配がありません。 まだかなあ… 。待ちくたびれてわたしはフトンをかかえたまま、眠ってしまいました。
気がつくと、トンボが腕を組んで立っていました。仮面ライダーそっくりな顔で、黒いスーツを着て、赤いネクタイをしています。うしろにも、同じ姿のトンボ人間がずらりと並んでいます。ひえ~~~。
「われわれは8.6光年の彼方、シリウス系の惑星ニャン・トロからやってきた、異星人である。」 にゃ、にゃんとろ~?トンボって、宇宙人だったの?「おじょうちゃん、西アフリカ、ドゴン族の神話を知らんのかね?」「し、しりません。ナミビアなら行きましたけど…」「ナミビアではない! マリ共和国だ! 勉強が足りんな。」「 …すみません。」 「トンボの語源は日本では『飛ぶ穂』とか『飛ん棒』からきたと言われているが、実はマリのドゴン族の崇拝する神『ノンモ』からきているのだ。」「 …のんも?」「ノンモは水陸両生の魚人と言われているが、それは間違いである!幼児期は水にいて、成長すると地上に飛び立つのだ。遠い昔、宇宙から飛来して地球の人類に文明を教えたのは、われわれの祖先である。」「はあ。」「さらに!『ウルトラマン』も、『仮面ライダー』も、われわれをモデルにして作られたヒーローなのだ!」 …うっそー。このままじゃ話が長びきそうだわ。「あのう …フトン干してもいいですか?」おそるおそる聞くと、トンボはとつぜん「シュワッチ!」と叫んで、空へ飛び上がりました。 燃えるような夕焼け空いっぱい、真っ黒なトンボ人間の群れが、ビュンビュン音を立てて飛んでいきます。ス、スゴイ眺め!「困ったときはシリウスを見あげて、助けを呼ぶがいい!」「シリウスは冬の星よ!夏になったら、どうするの?!」「さらばじゃ~!」「 ……無責任。」
目が覚めたら、すっかり日が暮れていました。赤トンボは飛んでいったみたいです。
…おフトンは、明日にしよう。 やれやれ!

お花風呂

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 09 24th, 2009   Yowako  

よわこの日記62
今日も、わたしはよわこです。
母の誕生日の翌日、お風呂に入ろうと浴室にいったら…わわわわ!浴槽が花花花花花だらけ!真っ赤なバラやピンクのユリ、…いろんなお花の匂いがバスルームいっぱいに充満して、胸がドキドキ、思わずくしゃみが出ました。
「おかあさんたら、どうするのこれ?!」 「プレゼントよ。…きれいでしょ?」 「きれい…だけど、これじゃお風呂に入れないわ。」「そうね…どうしよう。花瓶がないんだもん。」
…まったく。母は人からもらうばかりで、あとはいつもほったらかしです。しかたないので、家じゅうのバケツと空きビンをかき集めて、活けることにしました。バラ、ユリ、トルコキキョウ、カーネーション、ヒマワリ、ダリア、ナデシコ、ケイトウ、おばあちゃんの好きなワレモコウもあるわ!いろんな人の、いろんな想いがこもったお花たち…大切にしてあげなくちゃ。1本1本水切りをして、延命剤が足りないので、かわりに漂白剤を水にたらして、リビングに並べました。まるでお花屋さんです。あーくたびれた。けれど、これで安心。…わたしって、なんて優しい女の子!
夜は家じゅう、花の匂いがしました。花のお風呂に入った夢を見て、お姫様気分になれたのもつかの間、バラのとげが痛くて夜中に目が覚めました。トイレに起きたら、リビングからひそひそ、花たちのお喋りが聞こえてきました。
「せっかくゴージャスな花束にしてもらったのに…。お風呂に入れられたりバケツに入れられたり。」「しかたないわよ。ここのうちは、きっとお金持ちじゃないんだわ。」「そうね、かわいそうだから、せいぜいきれいに咲いてあげましょう。」
…ガーン!お金持ちじゃなくて悪かったわね! …優しい女の子でいるのも、むずかしいです。やれやれ!

おかげさまで半世紀

よわこの日記 ARCHIVE   Posted on 09 16th, 2009   Yowako  


9/15、サムズアップにいらしてくださったみなさま!
メッセージを送ってくださったみなさま!
お手伝いしてくださったみなさま!
ゲストのPANTAおじさん、中川五郎おじさん、ROMAの村松おじさんと安部おじさん、いまみち先輩、KONTAさん、えり先輩、平松先輩、良原先輩も、ほんとうにありがとうございました!

母の50才のバースディ・ライブ。
おかげさまで、大盛況でした。
みんな楽しそうでよかった!…うるうる。

押入れの中から、約50年前の「よわこの母」の写真を発見!
日記にはりつけておきました。
…よわこに似てる!?